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ディープインパクト号が亡くなってしまいました

朝一仕事終えてからネットを見たらディープインパクトが頚椎骨折で安楽死になったことを知りました。最後が怪我による安楽死というのは非常に残念なことではありますが、サラブレッドである以上このような危険性が常に潜んでいるのだと改めて感じさせる出来事でした。

ディープインパクトがクラシック戦線を戦い始めた頃、自分は日々の生活が忙しくなってしまって競馬場通いをちょうどやめた時期でした。競馬の情報収集も疎かになっていたのもあって、初めてリアルタイムでレースを見たのは皐月賞だったのを覚えています。皐月賞の時点でディープインパクトの凄さは競馬ファンには知れ渡っていたようですが、当時の自分は「鞍上が武豊でサンデーサイレンスの仔、そして豪脚」という情報から「スペシャルウィークみたいな馬なのかな?」と思った記憶があります。

スペシャルウィークとダブらせてしまったからだとは思いますけど、「最後差し切れずに2着とかじゃないの?」という捻くれた見方をしていたのですが、結果は2馬身半差の圧勝でした。日本ダービーは5馬身差、菊花賞は2馬身差と危なげない勝利で無敗の三冠馬となった頃には応援する立場に変わっていたのを思い出します。ディープインパクトの同世代馬たちは弱いと言われることも多いのですが、それでも当時競馬ファンを沸かせたという意味でも「無敗の三冠馬」になったのは素晴らしいことだったのだと今でも思っています。

その後、有馬記念でハーツクライに敗れ、凱旋門賞は失格となってしまったことで無敗のまま終わることはできませんでしたけど、日本馬による凱旋門賞制覇という夢を見せてくれたように競馬ファンにとっては忘れられない馬の一頭であったことは間違いないでしょう。

種牡馬となって2012年から2018年までの7年間リーディングを獲得し、現時点で2019年もリーディングを走っているくらい種牡馬としても能力を発揮しています。このような馬が亡くなってしまったことは本当に残念で仕方ないです。GⅠ馬も多数排出しているので、子供達が後継者として頑張ってくれるであろうとは思いますけどね。

ここ数年、自分が知っている馬たちがどんどん亡くなっていて時の流れの早さを痛感しています。こういうニュースを聞くにつけ、自分の人生を後悔なく生き抜かなければなと思ってしまいます。

ディープインパクト、今までありがとう。安らかに眠ってください。